オーストラリアの観光名所といえば、まずエアーズロックを考えませんか? しかし、2011年10月以降先住民族アボリジニの権利をめぐって、岩の上に登れなくなります。エアーズロックとはウルル・カタジュタ国立公園にある世界遺産であり、大地のヘソと呼ばれる世界最大の一枚岩“エアーズ・ロック”こと、別名ウルルである。
オーストラリアの観光地の中でも目玉のひとつである。毎年多くの人がこの土地が朝・夕と、時間帯や季節により刻々と変わる幻想的な表情を楽しむ目的で、訪れるだけでなく入場料収入だけでも莫大な利益を出している。年間入場者数が65万人、年間13億8千8百40万円の収入があるようだ。しかし、この土地における社会背景は白人の支配により、アボリジニの文化が壊されてきたという真実が隠されている。白人、19世紀にイギリス人がゴールドラッシュを目当てに移民し、勝手にイギリスの植民地だと宣言したことに始まる。差別は先住民族の権利をまったく無視したもので、彼らを脅かした。かれらは文字を持たず、国家を持っていなかったことを理由にして、アボリジニを不法占拠者として、追い立て、奴隷にし、殺してしまったのだ。さらに、土地を次々と没収し虐殺を行ったのだ。しかしながら、1985年に土地所有権の法廷闘争により、アボリジニにエアーズロックは返還されたことで彼らの文化の基盤となる土地が戻ってきたのだ。なぜエアーズロックに登れなくなったかというと近年登山客によるゴミ投棄や、滑落事故が増加したことが言えるだろう。現在、アボリジニが登山禁止を支持する一方、国立公園を管理する当局では登山客の数次第では登山を認める状況にあるのだ。もしあなたエアーズロックを訪れるならば、歴史的背景を知って登山を体験してほしい。
APS2, 新谷渉
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Last Updated (Saturday, 08 May 2010 18:32)



